お迎え2年目、星の王子さまの言葉を贈る

風来坊

今日でビスコを迎えて丸2年になりました。
なんかあっというまで恐ろしい気持ちになる。
もう2年も経ったかい!って(笑)

お迎えしたばかりの頃みたいに、何をやってもうまく世話ができなくて
不甲斐ない自分にボロボロと涙することは、さすがにもうなくなったけど
今でも、ビスコと初めて対面した光景を思い出すとちょっと泣けてきます。
すごくハッキリ覚えてる。

仕事中に、京王百貨店のペットショップから
『やっと健康状態に問題のない子が入りました』って電話がかかってきて
その日の帰り道に立ち寄ったのです。

ちょうど挿し餌中だったということで
奥の小部屋みたいなところからプラケースに入れられて出てきて。
細くてまだ羽がペッタリとしていて、なんだか弱々しそうに見えた。
よく写真で見ていたフワフワのオカメインコとはちょっと違って貧相な感じでした。


なにが不思議って
あのときあのお店で見たビスコと、今うちにいるビスコが
同一人物(鳥物)なんだよなぁ〜ということ。
まるで別の鳥みたい。
スッカリベタ慣れの甘えん坊になってしまったので、
なんだかむしろ、あの初対面時の雛ちゃんのときのほうが大人びて見えたような…そんな感じ。

迎えてからしばらくは、ビスコのお父さんとお母さんと
その兄弟たちが気になって仕方ありませんでした。
どんな子たちから生まれてきたのかなぁと。

たぶんそれは、まだ他所の子って感じがしてたからだと思います。
この2年で、もうビスコはすっかり私の子になったので
そういったことがあまり気にならなくなりました。



星の王子さまはビスコをお迎えする前から読んだことあったけど
あれはつくづくペットのために書かれた本なんじゃないかと感じてしまう。
(そういうわけじゃないだろうけどw)


ご存知の方のほうが多いかもしれませんが、一応あらすじを記載します。



とある小さな星に住んでいる王子様は
そこに咲いている一輪のバラを大層可愛がり、毎日丁寧にお世話をしてあげていました。
けれどバラはとてもワガママで、王子様は世話をするのに疲れてしまいました。

そこで王子様はバラを置いて他の星へ旅に出ます。

旅の途中、王子様は実はバラが自分の星にだけいる特別な存在ではないことを知ってしまいます。
ある星で5000個ものバラが咲いているのを発見してしまったのです。
そしてとてもショックを受けました。
自分のところにいたバラも、何の変哲もないこの5000個のバラのうちのひとつなんだと。

そんな中、出くわしたキツネに教えられます。


きみのバラが、きみにとってかけがえのないものになったのは、
きみがバラのために費やした時間のためなんだ

おいらにしてみりゃ
きみはほかのおとこの子10万人となんのかわりもない。
きみがいなきゃダメだってこともない。
きみだって、おいらがいなきゃダメだってことも、たぶんない。
きみにしてみりゃ、おいらはほかのキツネ10万匹となんのかわりもないから。
でも、きみがおいらをなつけたら、おいらたちはお互い、
あいてにいてほしい、って思うようになる。
きみは、おいらにとって、世界でひとりだけになる。
おいらも、きみにとって、世界で1匹だけになる・・・


そして、最後にこう話します。


心でなくちゃ、よくみえない。
もののなかみは、目では見えないってこと。
バラのためになくしたじかんが、きみのバラをそんなにも大事なものにしたんだ。



これ、そのまま自分のペットに置き換えることできますよね。
もちろん、恋人だったり家族だったり友人だったり
あらゆるものに置き換えることができるんですけど。



私はビスコを迎える前、ハッキリ言ってこんなに大変な思いをするとは思っていませんでした。
もっとマッタリ飼いたかったんです。

仕事から疲れて帰ってきたとき、一緒にヌクヌクできるペットを求めていました。
もちろん命ある存在ですから、それなりに世話が大変なのは覚悟のうえでした。
だけど、なんだろう…。こう、想定外の大変さって言うんですかね?

ペットに快適な環境を与えることに全力を惜しまないつもりでいたんですけど
その『快適な環境』っていうのが、人間の考えているものと全く違っていたという。
メス鳥に、健康的に暮らしてもらおうと思うと、ものすごく大変だししんどくなるときがある。

こんなに大変な思いをしていても、歌のひとつも歌ってくれるわけではなく…w
せめてオスと同じように歌ったり踊ったりしてくれればイイノニ(´・ω・`)
なんて考えてしまうことも。

けど、じゃあ他の歌って踊れるルチノーの男の子と交換しましょうか?
と言われたら、モチロンそんなのいいわけありません。
ビスコは、私にとっては他と代えのきかない唯一の存在です。


それが、キツネの言っている

『きみのバラが、きみにとってかけがえのないものになったのは、
きみがバラのために費やした時間のためなんだ』


ということなんですね。
この2年間のビスコとの時間は、両者の間でしかわからないふたりだけの時間なんだなと。



そんなことをシミジミと感じましたので、
2年目の今日は星の王子さまのメッセージをビスコに贈って1日を過ごそうと思います。




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Posted by風来坊

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