進化を目指して(その3)

風来坊

私はこのブログで、鳥を飼うことの難しさについて散々書いてきました。

鳥は人間の生活に全くもって向いていないということ。
今の飼い鳥業界は間違った飼い方を広めていること。

けれどそれは、鳥をペットにすることを否定する気持ちからではありません。


どうすればビスコに健康的な生活をさせてやることができるか…。
それを調べるために、ずいぶんと色々な人のSNSやブログ、ネット記事を読みました。
中には、飼い主さんの愛情はすごーく感じるんだけど
やっていることがチグハグで、けっきょく鳥に負担をかけるだけになってしまってる…
そんな事例もたくさんありました。

それでまた、鳥の症状が一向に良くならないのに
トンチンカンな処置を施す獣医もたくさんいます。
医者は所詮医者。
生活そのものを見直すアドバイスをしてくれる獣医は
それほど多くないのかもしれません。

そんな飼い主さんたちと一緒に暮らしている鳥は、
単純に『身体に負担がかかっている』という意味で可哀想だなぁ〜と感じてしまうのですが…
(決してその飼い主さんに飼われていることが可哀想という意味ではありませんので
誤解のないように…)
もし動物の魂が人間に愛を注がれることを目的として生まれてきているのであれば、
例え身体に負担がかかっていても、長い闘病生活を続けていても
人間と共に生活をすること自体が、彼らにとっては意味があり幸福に繋がることなのかもしれません。


しかし!です。
私が思うのは、人間はそろそろ次のステージに進んでもいいんじゃないかな?ということ。
『鳥を飼う』という文化はもうけっこう長くて、
日本でも海外でもずいぶん昔の文献から登場します。
なんと古代ギリシャの時代からペットとして飼われてきたとか…。

それだけ長く鳥と関わってきたのだから、
もういい加減いろんなこと見直されてきてもいいハズだよね、と。

少しずつでもいいから
『鳥と人間がお互いに無理なく暮らしていけるやり方』を
真剣に追求していくべきで、そういう段階に来てるんだと思うんです。

現状、鳥との生活はかなり人間寄りに傾いています。
それを、もう少し鳥側に寄せた生活に。
鳥に寄せた生活を実践しても、人間が楽しんでペットライフを過ごせるように。
そういった視点で研究がされていってほしいと願ってます。
(例えば発情対策用のオモチャが開発されるとか)

メスだから仕方ない、寿命だから仕方ないと諦めるには
やれることをやり切れていないように感じます。
人間はまだまだやれる余地がある。
それだけの知識と技術を持ち合わせているのですから。


ちなみに私は、鳥のためを思ってこういったことを書いているというよりかは、
飼い主さんの哀しみを、これ以上見たくないという気持ちのほうが強いのです。
もちろん鳥が好きで、鳥を思いやる気持ちは大きいですけど、
共感しているのは鳥側ではなくて人間側のほう。

以前書いたよぶこどりの記事。
この本を読んで胸がえぐられるように痛くなるのは
自分がリスの気持ちにどうしようもなく共感をしているからです。
鳥のほうじゃなく。


わけもわからず発情を放っておいてしまって
あるとき急に病気が進行して落鳥してしまった…
そんな哀しい結末を迎える飼い主さんが少しでも減ってほしい。
そしてそういう結末を迎えないために、
飼い鳥業界にはキチンと本当の飼い方を浸透させてほしい。



これで、私が言いたいことはすべて書ききれたと思います。
今後、どんな記事を投稿するにしても、
すべてはこの記事に記した思いが根底となっているということを
ご理解いただきたくて書いてみました。

まぁ、長々といろんなことを綴りましたが…
とにかく言いたいのは
『ペットの鳥を否定しているわけじゃないよ!』ってことですね(ΦωΦ)

この世に鳥を飼うという習慣・システムが存在している以上、
きちんと人間がお迎えして育ててあげるべきだと思っていますし
愛を注いでやることが、人間の責任だとも思っています。



以上、進化を目指して、でした。




★その1、その2はコチラ★
進化を目指して(その1)
進化を目指して(その2)













Posted by風来坊

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