進化を目指して(その2)

風来坊

前回の記事では、飼い鳥業界に起こっている
現実的な問題について話をしました。

進化を目指して(その1)


今回は、ちょっと非現実的なお話といいますか、
精神世界のことについて触れようと思います。


私は子供のころから『死後の世界』を無条件に信じていました。
あらゆる生命は、死んだら魂となってあの世へ還っていく。
この世が世界のすべてではなく、あの世が確実に存在している。
今もそう信じています。


人間の魂と動物の魂の決定的な違いは、
『転生システム』があるかどうか…ということらしいですね。

人間の魂は転生する。
いわゆる生まれ変わりというやつです。
しかし動物の魂は転生システムがないそうです。
一度死んでしまったらそこで終わり。
鳥なら鳥の次元へ。
ウサギならウサギの次元へ。
ひとつの大きな魂の次元へと還っていき、二度とは生まれ変わらない。

ペットを亡くされた方からすると少しショックな話のように思いますが、
ちょっと考えてみてください。
もし、動物がその種類ごとにみんな同じひとつの魂…ということなのであれば
今この世にいる鳥、昔いた鳥、これから生まれてくる鳥、
みんなひとつの同じ鳥だと解釈することができます。
私が飼っている鳥にもあの人が飼っている鳥にも違いはないし、
これからご縁があってお迎えする子も、
昔自分が飼っていた先代の鳥も、みんな同じ鳥なのだと見ることができます。

それで納得。
大切に飼っていた鳥を飼い主さんが亡くされたとき、
まるで自分のことのように、胸が痛く涙が出ることがあります。
(もちろんその飼主さんの悲しみはとても計り知れるものではないけれど)

他人事には思えないこの感覚。
他の鳥の死は、自分が大切にしている鳥の死でもあるからなんですね。
逆もまた然り。
今日どこかで生まれた鳥は、昨日死んでいった自分の鳥と同じ子なんだと
捉えることができます。


厳密に言うと、人間も元々はひとつの大きな魂のかたまりらしいのです。
ただ、人間の場合は個々の魂の居場所がとても細かい次元階層に分かれているんですね。
なので死んでしまったら、家族でさえも同じ次元階層(魂の居場所)に
行くということは滅多にない。

しかし動物は違う。
その種類ごとにひとつの次元へ還るのです。

もうこの辺りは…正しいとか誤っているとか関係なく、
ひとつのおとぎ話として聞いていただければと思います。
精神世界に明るい人なら、何を言ってるかご理解いただけることでしょう。


さて。
転生システムがない動物の魂ですが
この世に生まれたとき、人間の愛に触れたかそうでないかで、
死後の行く末が大きく変わるそうです。

この世に存在しているほとんどの動物は人間と触れ合うことなく死んでいきますが、
一部の動物は人間の愛に触れます。
ペットの類がまさにそうですね。

人間の愛に触れることのなかった動物は、死後ひとつの次元へと還るだけですが、
人間の愛に触れた動物の魂は、死後しばらく生前の姿をとどめてある場所に残るそうです。
そしていつの日か、愛を注いでくれた飼い主さんが天寿を全うしたとき、
あの世へ旅立ちやすいように迎えにきてくれるのだそうです。
虹の橋とは恐らくこのことを指しているのではないかと。

そして、あの世へ戻ってきた飼い主さんの魂としばらく一緒に過ごした後、
やがて自分の魂の次元へと還っていく。
飼い主さんから注がれた愛の経験値を持ち帰って。


如何ですか?
そんなの信じられないという方も多いことでしょう。

この説も、ペット反対派の人から見ると
とても都合のいい解釈に感じることと思います。
けれど、ただ単純にペットを反対するだけの人は、人間の身勝手さを主張するばかりで
具体的に何もしていない場合が多いです。
なぜなら、動物への愛からではなく人間のエゴを指摘したい気持ちから反対をするからです。


私も、実際に鳥をペットとして迎えてみてつくづく感じているのは、
『鳥は本来人間がペットとして手を出すべき領域ではなかった』ということです。
あまりにも人間との違いが多すぎる。

しかし、鳥に限らず
『人間が動物を愛玩する』というこの世のシステムをすべてなくすのには無理があります。
それが可能なのであれば、そうすればいい。
だけど中途半端に反対運動するだけでは、ペットとして生まれてきた動物たちに
悲惨な生を歩ませるだけです。
そう考えると、ペットというシステムそのものをなくすことよりも
ペットとして生まれてきた動物の命を、より多く幸せにしてあげることのほうが
重要なのではないかと私は考えています。

きっと、私たちがふだん想像もしないところで
ペットの動物たちは悲惨な扱いを受けていると思います。
悪質なブリーダー、悪質なペットショップ。
売り物にならなければゴミのように捨てられているかもしれません。
本当に胸が痛みますが、私たちができることと言えば
それらのシステムを根絶やしにすることではなく…
(そんなことは実質不可能、やれるならやってみてください)
ペットとして生まれてきた動物たちに、どれだけ愛を注いでやれるかなのだと思います。


進化を目指して(その3)














Posted by風来坊

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