あなたの鳥を弱いモノにしてるのはあなたかもしれません

風来坊

うちの子はとてもとても弱い子だから
うちの子はとてもとても臆病だから

よく聞く言葉です。

でも…ほんとにそうですか?
あなたがそう思いたいだけではないですか?
あなたの鳥を『弱いモノ』にしてるのはあなた自身かもしれません。


まず言っておくと、鳥が臆病なのは習性です。
当たり前のように彼らが持っている能力。

臆病という言葉すらちょっと違うような気がしてなりません。
鳥は、臆病なわけじゃなくてただ警戒心が強いだけなんです。
それも、心が弱いから・繊細だからじゃなくて、
それが彼らの身の護り方だから。
ただ、それだけなんですよ。

彼らはいつ外敵に襲われるかわからない環境で生きているから、
警戒することが当たり前になっているのです。
そして、いざ襲われたらすぐに飛んで逃げなければなりません。

警戒心の薄い鳥なんてほとんどいないに等しいです。
そんな鳥はすぐに食われちゃいますから。
ビビリじゃない子を探すほうが至難の業。
まぁ、うちの鳥は脅しすぎてかなり肝が座ってしまいましたが…(笑)
万が一迷い鳥にさせてしまったら、真っ先にカラスに襲われることでしょう…。
警戒心なさすぎて、逆にw

そんなわけで、鳥はなにかいつもと違うことが起きればすぐにビビるし、
飛びまわるのが普通なのです。
パニックでぐるぐるまわるのは、単純に部屋の中が狭いから。
仮に外でパニックになったら、あんなふうにぐるぐる旋回しません。
遠く遠くへ飛んでいきます。
迷い鳥の数の多さを見れば一目瞭然ですよね。
外でも同じところをぐるぐる旋回するだけなら、さんざん飛びまわったあとに
飼い主のとこに戻ってくる鳥がいてもおかしくないハズですから。

人間は、鳥がパニックで部屋の中をぐるぐる回ったら、
それこそこっちがパニックになってしまうぐらい、心が痛みますよね。
『ああ、可哀想…!!』って。
でも、それは鳥にとっては普通の反応なので、本当は心を痛める必要はないんです。

人間が、なにか怖いものに襲われてブルブル震えている状態と
鳥が警戒して怖がっている状態は、全く種類が違うものなのです。
人間の目を通してみると、鳥はたしかに弱くて臆病な存在かもしれません。
だけど、本当〜にそうですか?
あなたの目がそう映しているだけかもしれませんよ。


ただし、パニックで飛び回ってるときは
もちろんケガには気をつける必要があります!
ぶつかったら危険なものなどは、予め撤去するとか布をかけておくとか、
そういった配慮は絶対に必要です。
それと、闘病中の鳥もこの限りではありません。
体力の消耗が死に繋がる可能性もありますから…。


でもね、思うのです。
闘病中でもなんでも、鳥は鳥です。
哀しいかな、その習性は変わりません。

だから、たとえ病気であっても
徐々に徐々に、ほんの1ミリずつでもいいから、鳥の習性に合わせた生活をさせていかなければ
その病気が治ることはたぶん一生ありません。
(※この場合の病気とはウィルス感染等ではなく慢性的な病気のこと)

慢性的な病気が完治して元気になったという鳥を私は見たことがありません。
慢性的な病気というのは、要するに生活習慣病です。
生活習慣がもとで起きた病は、生活習慣を見直さなければ完治はしません。

闘病しつつ鳥らしい生活をさせるのは本当に難しいことだと思います。
ほとんど不可能と言ってもいいかもしれません。

だから、可能であればそうなる前に。
そうなってしまってからは、少しずつ…本当に少しずつ。
鳥らしい生活というのを見つめていかなければならないと、そう思うのです。

難易度高いけどね…、うん。


続き














Posted by風来坊

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