1羽を大切に飼うということは。

風来坊

先日、昔使ってたSNSアカウントを久しぶりに覗きました。

ビスコを飼い始めた頃は、このSNSに頻繁に投稿していて、
それなりに交流している人もいたのですけど、
ビスコに問題症状が現れるようになって
N獣医に診察をしてもらい始めたあたりから使うのをやめてしまいました。
自分も含め、みんなあまりに検討違いな飼い方をしていることが
目につくようになってしまったから。

そのSNSで交流していた中のひとりに、とあるオス鳥の飼い主さんがいました。
けっこう仲良くさせてもらっていましたが(と言ってもSNS上でですけど)、
SNSを止めたと同時に、見ることもなくなりました。

その頃の私は、鳥をマッタリぬくぬくさせることも、オモチャをカゴに入れることも、
全部中止しなければならないんだ…ということが心理的に負担で
オス鳥の飼い主さんがオモチャで遊ばせたり、卵詰まりなどを全く気にする必要がないことが
とても気楽に見えてちょっとしんどかったのです。
(今はもうそんなこともありませんが)

しかし、1年3ヶ月ぶりに見たその飼い主さんの鳥さんは…
なんと自咬症でエリカラをつけていました。
原因はいまのところ不明のようです。

それを見て
とてもショックな気持ちと、ああやっぱりか…という複雑な気持ちが入り混じりました。

鳥は、オスよりもメスのほうが圧倒的に飼いづらい。
それは、人間の生活そのものがメス鳥にとっては繁殖期に取る行動と同じだからであり
人間と暮らしてる時点で、メス鳥に『さぁ、ここで繁殖しなさい』と
促しているようなものだからです。

そのため春夏秋冬発情状態になっており
メス鳥には様々な問題症状が現れやすいわけですけど、
鳥としての生体そのものは、当然ながらオスもメスも全く関係なく
やはり人間の生活をそのまま鳥にもさせていると、
オスだろうがメスだろうが問題が起きやすいのだ…!
ということに、ますます自信を持ってしまいました。

毛引症、自咬症とひとくちに言っても
原因はメンタルなものだけではなくフィジカルなものもあります。
ケガをした箇所が気になっていじってしまうとか、ダニや細菌感染などの外部要因で
毛を抜いてしまうとか。
あとはものすごく精神的にショックなことがあった場合も、
毛引を発症してしまうかもしれません。
けれど、それ以外の…【日常の過ごし方】に原因があって毛引をしている鳥さんについては
私のところに来れば、毛引きさせない自信がある程度あります。
どうやれば治まるかを知っているから。

発情抑制は、ちょっと自信ありませんけどね…。
先程も述べたように、人間の生活そのものが鳥を発情の方向に向かわせるため、
一緒に暮らしている以上、ある程度限界があるからです。


ところで、私は自分から人にアドバイスすることはあまりありません。
特に発情・肥満・毛引の問題に関しては。
だって、それら問題を解決しようとして『本来の生体にできるだけ近い状態』で
鳥を生活させようと思ったら、人間にとっては全然楽しくないからです。
私も初めはそうでしたから…気持ちはよくわかります。

アドバイスしても、こんなやり方
どうせけっきょくは誰も実践しないであろうことは目に見えているし。
(そのかわり、ブログで好き放題語らせてもらってる感じですw)

私自身、ここまで真剣に色々と実践しているのは、
あくまでビスコがメス鳥で、卵詰まりや婦人科系の病気が心配だからです。
そして、そんな事態になったときすぐに病院に駆け込めるかわからないからです。

それで修羅の道を選んだわけですが(大げさw)、
太らせて若いうちから薬を飲むことが欠かせなくなったり
婦人科系の病気で頻繁に病院に通わなければならなくなる鳥さんが多いところを見ると
このほうが私も鳥もずっと楽だと考えてやってます。

もうここは、やるかやらないかは飼い主さん次第ですね。
どれが間違ってるとかではないけれど
どれがより負担がかかるかを、天秤にかけるしかないんじゃないかなって思います。
心理面でも物理面でも。

それと!
1〜2羽を大切に飼っている人は
多頭飼いの人のアドバイスは絶対に鵜呑みにしないでください。

これも少し前の話ですが、ブリーダーの方がとある1羽飼いの飼い主さんに
肥満対策についてアドバイスしてました。
でも、そのアドバイスには肝心な部分がスッポリ抜け落ちていて、
けっきょくその鳥さんは『明らかに太りすぎだろ…』と
見た目にもわかるぐらい太りに太って、平均寿命に届かず落鳥してしまいました。
いや、メス鳥にとってはあれぐらいが平均寿命なのかも…。

その肝心な部分というのは、鳥に運動をさせるということです。
これをなくしてダイエットは成立しません。

鳥を鳥らしく生活させようと思ったら『落ち着きのない環境』を作ることが必須です。
多頭飼いの場合、この落ち着きのない環境がすでに出来上がってるケースが多いのです。
落ち着きのない環境は、自然と鳥に緊張感を持たせ運動させることに繋がります。

ブリーダーさんは当然何羽も飼っていますから、
わざわざ運動させるような真似をしなくてもうまくいってるのかもしれません。
でも1羽飼いはそれでは絶対にダメです。
まぁ1羽をマッタ〜リと飼ってるよりも、なんとなく大勢でワチャワチャ動き回ってるほうが
太りにくいだろう…ということは、鳥を飼っていない人でもイメージが湧くでしょう。

多頭飼いの人はベテランだし、様々な個体とも触れ合ってきているだろうし、
一見するととても頼もしく見えるものですが
まず自分の鳥がどんな環境かを先に考えるべきです。
そして、その環境と同じ環境でうまくできている人にアドバイスを聞いたほうがいいです。

私は、

あるときはビスコの母親
またあるときはビスコの天敵
そしてあるときはビスコの鬼教官

などなど、ひとり何役もやってます。

これは定めだと思いながら(笑)


鳥は、人間が飼うには最も不向きなペットのひとつなんですよ〜。
みんなそうは思いたくないでしょうけど。
けど、間違いなくそうなんです。
個体の差は多少あれど、うちの子だけは例外…とかもないです。



その前提の元、どう生活していけばいいかを
考えていかなければならないのだと私は思います。

1羽飼いの場合は特に。







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Posted by風来坊

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