アニメに学ぶ鳥類学

風来坊

と、なんだかものすごい大げさなタイトルをつけてしまいましたが、、、、

すみません、ただ固い感じに書いてみたかっただけなので
そんなに大げさな内容ではないです(笑)
前回の記事でアニメに因んだ記事を書いたので
今回も引き続きアニメを引き合いにした話を書きたいと思います。


まんが日本昔ばなしのエンディングテーマ
『にんげんっていいな』は、ご存知の方もけっこう多いのではないでしょうか。


にんげんっていいな
作詞:山口あかり

(一部引用)
nihonmukashibanasi.jpg

この歌は、帰るおうちがある幸せを動物の目線で描いた歌です。

おいしいおやつにほかほかのご飯
みんなで楽しく入るオフロに暖かいふとん。
これらはみんな、私たち人間が幸せだと感じる日常のアイテムです。

私も子供のころ、兄弟たちと積もった雪でさんざん遊んで
家に帰ったら、母親が熱々のお風呂を沸かしておいてくれて、
それがとても幸せだったこと、今でも覚えています。

この歌詞を久しぶりに読み返したとき、
ああこれは見事に哺乳類の生体を表現した歌詞だなと思いました。
こういったことに幸福感を感じるのは、
習性的に『家』が生活に絶対欠かせない哺乳類なのです。

本来家を持たない鳥たちに、こういったものは必要ありません。
言い換えれば、この幸福感は鳥類には当てはまらないということですね。


だけど、私たちが幸せだと感じるものは
鳥にとっても幸せだと、ついつい思ってしまうのが人間です。
自分がマッタリしていれば鳥のこともマッタリさせてあげたくなるし、
オヤツを欲しそうにしていればたくさんあげたくなります。

今の飼い鳥業界は、そういったもので蔓延してると私は思ってます。

残念なことに、飼い鳥は飼い鳥だからと言って、
野生の鳥と生体が違うわけではないのです。
飼い鳥には飼い鳥の生体があって、人間に合わせた環境でも生きていける…
ということであれば、どんなに良いことか。
でもそうじゃないから、いろいろな問題を抱えている鳥がうんとたくさんいるんですね。

肥満
発情過多
毛引き…

大事なのは、鳥の生体を理解したうえで一緒に生活していくことだと思います。

いくら鳥に家は必要ないと言っても、飼い鳥には家が絶対必要です。
外で放し飼いができるわけじゃないですからね。
なので、人間とは生体が違うだということ理解し、どう上手に付き合っていくか…
それを、飼い鳥業界はもっと真剣に広めていかなきゃいけないと思うんです。


この記事を書くにあたって、にんげんっていいなのアニメーションを
もう一度観直してみました。
あのアニメは、人間の子と動物たちが一緒になって踊っているのですが
そこに鳥がいたかどうか覚えていなくて。

なんと、鳥はいませんでした。
いたのは、くま・ウサギ・キツネ・もぐら…全部哺乳類!

ninngenn.png

お見事!
ジャケットにはリスもいるようです。


img201911.jpg

いずれにしても哺乳類。


つまり、このアニメを製作した人は
意識的にしろ無意識にしろ、知っていたのだと思います。
鳥には家は必要ないということを。


鳥(特にメス鳥)と健康的に暮らしていくのはとても難しい。
それは人間とは根本的に習性が違うからなのだということ、
では、人間と健康的に暮らしていくにはどうしたらいいのかということ、
そういったことが、もっともっと研究されていくことを願います。











Posted by風来坊

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply