私たちは高等生物

風来坊

所詮人間のほうが高等生物。
鳥は、私たちよりも下等な存在。

そういう意識が大切だと思います。

それは、人間のほうが偉いとか崇高だとか、そういう意味ではありません。
あくまで生物として高度かそうでないかという話。


よく鳥に対して

お願いだから発情しないで
お願いだからたまごを産まないで

という表現を見かけます。

けど、お願いなんかしたってダメです。
ちゃんと人間が『そうさせない』といけないんです。
彼女たちにイニシアティブをとらせてはなりません。
それは、2、3歳の子に生活のすべてを任せるのと同じ。
生物として高度である人間が、先導してあげることが必要なんです。

発情や肥満に困っているのに真剣に止めようとしない人は、
愛情はたっぷりあるんですけど、鳥本位な生活にさせてしまっているケースが多い。
そう感じます。
私たちは、鳥の上に立たなければなりません。


『ペットという言葉は好きじゃない』
『飼い主という言い方は何か嫌だ』

こういう話もよくよく耳にすることがありますが、
言葉だけにこだわったって仕方ありません。

本来、大空の下を舞うはずの鳥を
カゴの中に閉じ込めて生活させているんですから。
その時点で、彼女たちは結局ペットなんです。
人間がそうさせているのです。
そこを見ないで、言い方だけを変えたところで問題はなくならない。


ここで、例え話をひとつ……。


とてもおいしいけど、体に毒のお菓子がありました。
お母さんは、このお菓子が毒と知りながらも
こどもがとてもおいしそうに食べてる姿を見て
やめなさいと言うことができませんでした。

やがて、こどもの体に毒の影響が現れるようになってきました。
お母さんは、こどもを病院に通わせつつ
やっぱりお菓子をやめさせることができませんでした。

そしてとうとう、こどもに重度の症状が現れはじめました。
お母さんは、お菓子を食べるこどもを見て
『お願いだからもうお菓子を食べないで』
と、こどもの前で言い続けました。

こどもの健康は、ますます悪化していきました。


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この場合、お母さんがやらなければいけないことは何でしょう?
…お菓子をこどもから取り上げることですよね。
こんな状況で、こどもにお菓子を食べないで、と懇願する母親はいないと思います。


メス鳥の発情対策にも、同じ視点が必要なんじゃないかなって
そう考えています。
発情させたくないのであれば、その環境を取り上げなければならない。


そうは言っても、体に悪くたって、おいしいお菓子はたまには食べたいですよね。
そこでバランスを取ることが大切になってくるんじゃないかなって思います。
例えば、毒を打ち消す効果があるけどすごくまずい栄養ジュースも頑張って飲む、とか。

発情対策の場合、そのまずいジュースが『緊張感を与えること』に相等するんだと思います。
うーんと可愛がってもいいけど、バランスをとろうね、と。
そして、そのバランスをとることができるのは、あくまで人間側なんです。

そういう意味で、私たちのほうが高等生物なのだということ。
そう自覚することが必要なのだということ。


いずれにしても、メス鳥の発情を真剣に止めたい人向けの話です。
特に現状に何も問題を感じていないのであれば、こんな考え方をする必要もないと思っています。








Posted by風来坊

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